雫石町の中心部である通称「雫石よしゃれ通り商店街」は、古くは「秋田街道」として、その後は国道46号線として整備され、秋田と盛岡を結ぶ交通の要所として商店街を形成し、夏の「雫石よしゃれ祭り」や冬の「雫石町裸まいり」などのイベント等の会場としても賑わいを見せてきましたが、雫石バイパスの開通や郊外型大型店の出店、ネット通販など購買方法の多様化などから購買流出に歯止めが利かない状況が続いております。
雫石町では、行政、商業者、住民等が一体となって活性化事業に取り組み、平成17年からは全国に先駆けて「元祖しずくいし軽トラ市」をスタートしたほか、平成22年には交流拠点施設「雫石町まちおこしセンター」を設置し、まちづくりの拠点として各種事業を展開してきました。しかしながら、東日本大震災以降、商店主の高齢化や後継者の不在などを理由とした休業、廃業が増加し、商店街の賑わいを取り戻すことができない状況が続いていることから、商店主や住民、商工団体等をメンバーとしたワークショップで検討を重ね、「みんなが集うよしゃれ通り~多世代交流の中心となる商店街~」を目指した活動を行っていこうとしているところです。
「地域住民」「商店主」「商工団体」「まちおこしセンター指定管理者」「行政」が互いの責任や役割を分担し、ともに考え、相互に取り組む体制を構築し、「みんなが集うよしゃれ通り~多世代交流の中心となる商店街~」の具現化を目指し、新たな目線での気づきと、それに基づいた活動を行うとともに、将来的には自ら起業し、地域の一員として共に活動を継続してくださる「地域おこし協力隊員」を募集します。
地域外から地域協力活動に積極的な人材を誘致し、地域おこし活動を推進するとともに、その定住及び定着による地域の活性化を図る取り組みです。
三大都市圏等の住民の方を「雫石町地域おこし協力隊」として委嘱し、雫石町の地域づくり活動に取り組んでいただきます。(雫石町在住の方は応募できません)
【主な業務】
(1)中心市街地活性化に取り組む団体等の活動支援・協力
(2)まちおこしセンター業務との連携・活動支援
(3)その他、地域活動の情報発信、催事やコミュニティー活動への参加など、地域活性化に資する活動
【募集人員】 1名
【募集期間】 平成29年5月1日(月)~平成29年6月30日(金)
※応募者の中で適任者がいない場合は、応募受付期間を延長することがあります。
【応募書類】
(1)応募用紙 →雫石町「地域おこし協力隊」応募用紙.docx(18KB)
(2)住民票抄本
(3)普通自動車運転免許証の写し
【応募方法】
上記書類を「雫石町地域おこし協力隊応募提出書類在中」と封書に明記し、下記の提出場所まで郵送もしくは下記アドレスまで応募用紙をメール送信してください。
【提出場所】
雫石町観光商工課 商工労政担当
020-0595 岩手県岩手郡雫石町千刈田5番地1
電話:019-692-6497 FAX:019-692-5208 E-mail:kankou@town.shizukuishi.iwate.jp
選考の流れ
(1) 書類審査
7月初旬 結果を応募者へ連絡します。
(2) 面接試験 日時:7月下旬予定 ※応募者の状況により、変更になる場合もあります。 場所:雫石町役場(岩手県岩手郡雫石町千刈田5-1) 内容:町長並びに観光商工課長等による面接
(3)選考結果の通知 選考結果は、選考終了後に文書で通知します。
(4)採用決定 着任予定日は平成29年8月1日とします。採用決定後、活動内容の調整や雇用手続等の連絡調整を行います。なお、採用日に辞令書を交付します。